Just Australia、音楽編
今日は日本でも有名になった
John Butler Trio
http://www.myspace.com/johnbutlertrio
http://jbtserver.com
という、平和と自然を愛する
3人組ロックバンドを紹介します。
ジョン・バトラー トリオ(JBT)は、
今年に入って、オーストラリアだけでなく、
UK、アメリカ、日本などで
3年ぶりとなるスタジオ録音されたニューアルバム、
April Uprising
http://www.cdwow.jp/CD/john-butler-trio-april-uprising/dp/8730391#bc=92bc
が発売され、今でもオーストラリア中の
ラジオで曲が流されています。
このバンドはジョンさんを中心とする3人組バンドで、
最近の曲はかなりキャッチーで聴きやすい
ポップロックになってきましたが、
昔の作品はかなりオーガニックな
雰囲気の漂う曲が多かったようです。
今では世界的に有名なバンドなので、
オーストラリアが拠点のバンド
であるという事実を知らない人もいるようです。
でも、実はジョンさんが生まれたのはアメリカ。
子供の頃にオーストラリアに移住して、
それ以来、活動の拠点となっています。
今でこそ有名なバンドになりましたが、
初めはジョンさんなんか、
路上の弾き語りから始め、
バンドで小さなライブハウスなどで活動し続けて、
ここ数年でこんなに有名になったのです。
そう考えると、一層親近感が沸きますね。
2007年に発売されたアルバム、
Grand Nationalの後にずっと一緒に続けてきた
メンバーが脱退し、新規で元々親交のある
ミュージシャン仲間がメンバーとして加わりました。
ドラマーとして加入したのが、
自らもBombaというバンドのフロントマンとして活動する、
色々な楽器を自由に操る多彩なNicky Bomba。
Bomba
http://www.myspace.com/bombamusic
ボーカルのジョンさんは、自身のバンドだけでなく、
色々な活動をしていて、バンドのレーベルは
ジョンさん自身とマネージャーで運営されています。
Jarrah Records
http://www.jarrahrecords.com
このレーベルには、オーストラリアで人気の
カントリーグループ、The Waifsも所属しています。
JBTは、今までに全世界をツアーし、
フジロックフェスティバルや、Glastonbury、
Bonnaroo、Big Day Outなどの
有名フェスティバルにも数多く出演してきました。
今までのアルバムリリースは7枚。
初期の作品も今となってはかなりレアですが、
2008年にリリースされた、
One Small Stepというライブアルバムも
オーストラリアとアメリカでしか
リリースされていないようなので、
結構レア作品かもしれないです。
One Small Step
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2676483
*過去のリリース作品*
One Small Step 2008
Grand National 2007
Live at St. Gallen 2006
Sunrise Over Sea 2004
Living 2001-2002
Three 2000
John Butler 1998
オーストラリア最大の音楽賞「Aria Awards」でも
今までに沢山受賞してきました。
ARIA 2007 ; Best Indie, Best Blues and Roots, Best Performance
ARIA 2004; Best Male, Best Indie, Best Blues and Roots
ARIA 2001; Best Indie
APRA 2005; Song of the Year ‘Zebra’
APRA 2008; Blues and Roots work of the year ‘Good Excuse’
ジョンさんは、若手ミュージシャンへの支援活動も行っており、
The JB Seedという団体を設立して、そこを通して、
それらのミュージシャンに金銭的援助を行っています。
JB Seed
http://thejbseed.com
あと、もう一つだけ豆知識を。
ジョンさんの誕生日は
4月1日のエイプリルフールの日
だそうですよ。笑
アルバムの販売も好調なJBTは、
これから怒涛の世界ツアー。
来月初めからブラジル、アメリカ、カナダ、ヨーロッパを回り、
その後は日本のフジロックフェスティバルに出演、
そしてオーストラリアに帰ってきて、国内ツアーになります。
メルボルンでの公演は9月17日、Festival Hallにて。
サポートするバンドは、これまた人気急上昇中の
オーストラリアのファンク・レゲエ・ルーツグループの
Blue King Brown
http://www.myspace.com/bluekingbrown
JBTとBKBが一挙に見れるチャンスはあまりないので、
この機会をお見逃し無く!