今日は、メルボルンにいて
「不便だなぁ」
と思うことをいくつか挙げてみたいと思います。
オーストラリアで生活する人は、
「
あー、あるある。それ、不便だよね!」って
って共感してもらえれば幸いです。
まずはトラム(路面電車)。
メルボルンの象徴ともされる、路面電車のトラムですが、
チケットのシステムが何とも不便です。
トラムの中でもチケットは買えるのですが、
なんと
コインしか使えません。
なんとも不便な自動販売機です。
小銭が無くて、お札しかない人は、トラムに乗るな!
と言っているようなものです。(ちょっと極端ですが)
おそらくそういった文句が沢山寄せられるのでしょう。
最近になってやっと、日本のSuicaのような前払いカード式の
チケットが正式に使用開始されました。
肝心の性能はというと、Suicaやイギリスのオイスターカードには
まだ及ばない、今後も改善が必要なもののようです。
今後に期待ですね!
トラム繋がりで、メルボルンの交通機関の不便さについて。
日本の東京や大阪のような交通網に慣れてしまっている人には
メルボルンはかなり不便かもしれません。
東京なんかは、JR山手線だけでなく、
地下鉄がいたるところに通っていますし、
バスも縦横無尽に町の中を通っています。
車が無くても、都心部だったら電車やバスを
乗り継げば、特に問題になる事もないでしょう。
それに比べてメルボルン、電車、バス、トラムを
すべて合わせても、カバーされる地域は結構ムラがあります。
シティを中心に、郊外に行く交通機関がほとんどなので、
郊外から別の郊外の地域に行くのに、
シティを経由しなければいけない、なんてことが
多々あります。
そして、それらの発車頻度ですが、かなり少ないです。
電車とかでも、20-30分待ちは当たり前。
日本の山手線が5分以内に次の車両が来る
という便利さがすごい懐かしくなります。笑
そして、メルボルンの交通機関の時刻表ですが、
あって無いようなものです。笑
平気で早めに来て、時間より早く出発したり、
予定時刻よりも遅く来て、遅く出発するのも当たり前。
これが、オーストラリア基準なので、
これからオーストラリアに来る人は、それを念頭に
置いてくださいね。
これらの交通機関の不便さを減らすには、
1、自分の車で移動
2、自転車を利用
3、どこまでも徒歩でいく
などが挙げられます。
僕はなるべく公共機関は使わずに、車・自転車・徒歩を
最大限に使用しています。
自転車が話しに挙がりましたが、最近メルボルンでは
車の使用などを減らす為に、町の何箇所かに
自転車がレンタルできる所を設けました。
青い自転車が並んでいる所を
見たことがある人も多いのではないかと思います。
しかし、
これにも問題が。
オーストラリアでは、自転車を使用する際に、
ヘルメットの着用が義務付けられていますが、
この自転車レンタルには、
ヘルメットがついていないのです。。。
何とも利用者の事を考えていないサービスと言いますか・・・。
最近では、このレンタル自転車にヘルメットを
着用せずに乗っている人が警察に捕まって
問題になったというニュースもありました。
ヘルメットだけでなく、利用料金も少し高い気がするので、
この二つの点を改良してくれれば、かなり便利な
サービスになると思うんですけどねぇ。
もう一つだけ、オーストラリアの不便な所を。
僕が音楽をやっているということで、音楽関連の不便なトコ。
日本だと、練習スタジオや、ライブハウスには
ドラムだけでなく、ギター用のアンプが
常備されているわけですが、
オーストラリアでは、
すべて自分の持ち込み・・・。
最初はかなり不便に感じました。
僕がワーホリで渡豪した時は、ギターは持ってきたのですが、
アンプなんて日本から持ってこれるはずがありません。
そして、アンプを運ぶ車もない。
日本だったら、ギターとアンプに繋ぐコードがあれば、
それだけでも練習やライブができたのに・・・。
というわけで、楽器の初心者や、オーストラリアの生活が
まだ短い人にとっては、このシステムはかなり不便ですね。
特に、ドラマーにはかなり過酷だと思います。汗
さて、今回はメルボルンで生活していて
不便な事をいくつか挙げてみましたが、
他にも沢山あるはずです。
しかし、不便な所だけでなく、日本に比べて
良い所もたくさんあるわけで、そういった
便利な面もあるから、僕はメルボルンに
好んで住んでいるわけです。
というわけで、機会があったら、
他にも不便な点や、便利な点を
挙げていきたいと思います。
皆さんも、何か面白いエピソードがあったら
ぜひ教えてくださいね!