オーストラリアにワーホリで来る人は
沢山いるわけですが、それと同様に
学生として渡豪する人も多いです。
英語を勉強する為に、「語学留学」として
オーストラリア国内の語学学校に通う人は
沢山いるようです。
かく言う僕も、ワーホリで渡豪して始めの頃は
語学学校に通っていました。
語学学校では基本的に英語を教えるわけですが、
「英語自体」を勉強するわけでなく、
「英語を使い」、他の何かを勉強する
為に専門学校や大学に通うといった
選択肢もあります。
日本で言う専門学校がオーストラリアにもありますが、
それらの学校はTAFEと呼ばれています。
TAFE=Technical and Further Education
の略で、「テイフ」と読みます。
TAFE学校付属の語学学校も沢山あり、
語学学校卒業後の進路としても
人気があります。
僕は以前、日本で大学を卒業しましたが、
TAFEで面白そうなコースがあったので、
それに通ったこともあります。
大学が学術的なことを中心に勉強するとしたら、
TAFEは実践的で、仕事に直結したことを
勉強するのが一般的です。
ホスピタリティ、会計学、ビジネス、
調理、介護、動物のグルーミングなどなど、
数え切れない沢山のコースが、様々な
学校で用意されているので、
オーストラリアで勉強してみたい人は、
ぜひ調べてみてください。
TAFEは長いもので2年間のコースがあります。
大学の卒業には、日本では4年かかりますが、
オーストラリアではコースによっては
3年で卒業することができます。
そして、日本では大学院なんてものも
ありますが、もちろんオーストラリアにもあります。
日本では大学院卒業して、
修士号
博士号
などの卒業資格が得られます。
オーストラリアで修士号に該当するものが
Masterと呼ばれる大学院コース。
そして、博士号はDoctorとなります。
私事になりますが、僕も来年から
Masterのコースに通おうかと考えています。
前から会計学に興味があったので、
Master of Professional Accounting
のコースに就学予定です。
とはいっても、今の仕事を辞めるわけではありません。
パートタイムのコースに通うのです。
え、大学院でパートタイム?
なんて思う人もいるかもしれませんが、
オーストラリアでは仕事をしながら
TAFEや大学、大学院に通う人は
沢山いるのです。
自分の専門分野の知識を増やしたり、
自分の専門の幅を広げたりすることにより、
キャリアアップにつなげたり、
将来の転職のプラスになったり、
起業の準備に役立てたりするわけです。
日本でも、仕事を続けながらMBAなど
の勉強をする人が意外と多いと聞いています。
僕もこれからの自分のキャリアを
見つめなおした時に、興味があり、
必要となるであろう資格をこれから
数年かけて取得しようと考えています。
日本で大学に行っていた頃は
勉強なんかしたいとはこれっぽっちも
思わなかったのですが、
社会人として多くの人と関わりを持ち、
会社や社会に貢献していくうちに、
「勉強」への考え方が変わってきたのが
自分でも不思議です。
今ではできるだけ毎日多くの本を読み、
ニュースなどからできる限りの情報を
収集し、わからないことは専門家(先生)
から教えを請うのです。
大学時代からは考えられない変わり様です。。。
おそらく、このように変わったのは・・・
オーストラリアという異国で、ネイティブに
引けをとらない為に、多くの知識で武装
するためであったり、
20代後半、30代前半という多くの物事を
考える時期だからかもしれないし、
残りの人生の寿命を計算した時に、
どうやったら安心して、充実した人生を
送れるかを熟考したからだったり、
今という過去に類を見ない程、社会様式や
社会制度、科学技術、経済などが
ものすごいスピードで日々変わっていく
毎日で生き抜いていく為に必要だから、
なのかもしれません。
上記のようなことに、もっと早くから
気づいていれば、日本の大学にいた頃から
勉強を頑張っていたのかもしれません。
しかし、今更そんなことを言っても遅いので、
今からでも遅くないように、後から後悔の
ないように、納得のいくまで勉強したいと
思っています。
オーストラリアの語学学校やTAFE、
大学、大学院などに通う日本人の方の
就学理由は色々とあるかと思いますが、
それぞれの思いを抱きつつ、
頑張って勉学に励みましょう!